• “危険”こそ恋愛における至上のスパイス?

    本作の主人公は大学生。夏休みにイタリアに住むおじいちゃんに会いに行くはずが、道中で運悪く麻薬絡みのトラブルに巻き込まれ、危うく拉致されそうになったところを地元マフィア「フィオーレファミリー」の面々に助けられます。

    “マフィア”といえば、どうしてもアブないイメージから切り離せない存在ですが、フィオーレファミリーは義理人情を重んじ、地域住民に支持されながら治安維持を担う自警団に近い存在。しかも構成員はイケメン揃い(※重要)ときています。

    しかし、タイミングの悪いことに麻薬取引や誘拐、殺人となんでもありの敵対マフィア「ヴィスキオファミリー」と抗争中であり、それに巻き込まれてしまった主人公は自身の安全のためにもフィオーレファミリーの面々から護衛をひとり選び、行動を共にしなければならなくなる……というところから“危険と隣り合わせの恋”が始まるわけです。

    そして本作において攻略対象になり得るのは、やんちゃなアルバ(CV:木村良平)、クールなロニ(CV:石川界人)、マイペースなイコナ(CV:高橋広樹)、頼れる大人のジュディ(CV:大川透)、ツンデレなテオの5人。非常に個性豊かで、それぞれの魅力を引き立てるシナリオは必見です。

    しかし現状、ジュディは1周クリアした後に選択できる隠しキャラという扱いで、テオに関しては今後のアップデートでシナリオを追加予定。つまり、初回プレイではアルバ、ロニ、イコナの3人から誰か……ちなみに俺は、気怠げな表情と銀髪天パというビジュアルになぜか親近感と安心感を感じるイコナを選択しました。

    ところがこの男、とんだクセモノでして。いつもコチラをからかうような真似をするし、護衛に対するモチベーションも低い。最初のうちは「ホントにこいつを選んで良かったのか……」と完全にゲームの主人公とシンクロした不安を抱いていたのですが、章を進めるほどにそんな彼の一筋縄ではいかない魅力がジワジワと効いてきて、気が付くと「イコナが本当は優しいこと、俺だけが知ってるんだから!」という気持ちにさせられていました。我ながらチョロくて悔しい……でも、キュンキュンしちゃう!

    まぁ、俺のような汚いオッサンがこんなところで乙女心の目覚めを告白したところで誰も得をしないのでゲームの説明に戻りますけど。基本的には一般的な恋愛シミュレーションゲームと同じ楽しみ方ができると考えて問題ありません。章仕立てのシナリオを読み進め、要所に挟まれる選択肢で的確な答えを選ぶことによって気になる彼との距離は縮まっていきます。ただ、稀に時間制限つきの選択肢もあるので、そこでは焦らず冷静に答えを選択しましょう。

    また、スマホアプリということで1本のシナリオが非常に短くまとまっているのもポイントですね。“短い”といっても単なるブツ切りではなく、必ず何かしらの“萌えどころ”を用意しているのが好印象です。シナリオを読み進めるには毎日5時に自然回復する「チケット」が必要になるのですが、ぶっちゃけた話、課金してでも早く読み進めたい気持ちになりますね。さすがのマフィア、商売上手です。

  1. 1:乙女の皆さん、ヴォンジョルノ!
  2. 2.“危険”こそ恋愛における至上のスパイス?
  3. 3:女子力アップで物語を盛り上げよう!
  4. 4:ブラーヴィ!マフィアモーレ☆!